旅の楽しみ方やお金の使い方は、本当に人それぞれです。
あちこちの名所を巡るアクティブな観光旅も楽しいですし、「日中は外で思い切り遊んで宿は寝るだけで十分」というスタイルも素敵な選択肢の一つだと思います。
どれが良い悪いではなく、その時の自分に合った過ごし方が一番です。
そんな中、私が夫と一緒に訪れたのは、
熊本・白川源泉の奥深くに佇む隠れ宿「竹ふえ」。

私たちが泊まった客室は「小夜(さよ)」という離れのお部屋でした。
はっきり言って「すごく良かったから、ぜひ行ってみて!」と誰にでも気軽に言える価格帯のお宿ではありません。
けれど、実際に過ごしてみて実感したのは、「この空間だからこそ得られる、何ものにも代え難い圧倒的な静けさと、心身のリセット感がある」ということでした。
そんな完全に整ったプライベート空間を求めるなら、これ以上の選択肢はないと実感しています。
時間・お金・心の自由を大切にし、プチFIREという形で週休5日スタイルを送る私たちが、なぜこの場所に身を置き、どんな時間を過ごしたのか。そのリアルな滞在記録をお話しします。
なぜ私たちは「空間の質」に妥協しない宿を選んだのか
私が普段から大切にしているのは、「自分を置く空間の美しさ」です。
皆さんは、日々の中で「なんだか頭の中が情報でいっぱいだな」と感じる瞬間はありませんか?
どれだけ素敵な街中の高級ホテルでも、周囲の車の音や人の気配、細かな生活ノイズは無意識に耳や目に入ってきます。
本当に心と体をフラットな状態へ戻したいとき、私たちが求めたのは「余計な情報がゼロになる場所」でした。

竹ふえは約5,000坪もの広大な竹林の中に、客室がわずか十数室だけ。
温泉も素晴らしいですが「空間の作り込みと世界観」が圧倒的なのです。
隣の部屋の気配すら感じない離れのつくりで、聞こえてくるのは風に揺れる竹の葉音と、露天風呂に注がれる温泉の音だけ。
「何もしない時間」を心から味わうために、空間そのものを研ぎ澄ます。
これこそが私たちがこの宿を選んだ理由でした。
10mのウッドデッキと5mの露天檜風呂。竹林の風と味わう至福の余白
宿泊した「小夜」は、お部屋の設えはもちろん、専用露天風呂のスケールが圧巻でした。
部屋付きのお風呂とは思えないほど広々とした10mのウッドデッキに据えられているのは、5mもの大きさを誇る露天檜風呂。
目の前には見上げるほどの高さの青々とした竹林。

湯船でじんわりと体を温めた後は、そのままウッドデッキに出て涼むのが至福の過ごし方でした。
竹ふえの敷地内には、キリッと冷やされた瓶ラムネやアイスがさりげなく用意されていて、滞在中は自由にいただくことができます。
好きな時に、誰の目も気にせず、ただ竹の葉音に包まれながら、肩までお湯に浸かる・・そして冷たいラムネを片手に夫婦でただ静かに風を感じながらゆったりとした時間を過ごす。

細やかな心遣いと圧倒的なロケーションが相まって、何もしない時間そのものが何より贅沢に感じられました。
冒頭でもお伝えした通り、竹ふえの魅力はとにかく「空間の作り込みと世界観の圧倒的な完成度」にあります。
今回泊まった離れ「小夜」の美しさやスケール感も、私の写真だけでは到底その空気感を伝えきれないのがもどかしいほどです。
竹ふえには小夜のほかにも、間取りやロケーションがまったく異なる素晴らしい離れがいくつもあります。
宿全体の雰囲気や他の客室のしつらえは、一休.comの写真がとてもわかりやすいので、気になる方はぜひ一度覗いてみてください。
※「小夜」は”部屋”の一番最後に出てきます
▶一休.comで「竹ふえ」の客室写真と詳細を見る
圧巻のスケールを誇る貸切露天風呂と、特別客室限定「竹城の間」
お部屋専用のお風呂ももちろん素晴らしいのですが、竹ふえで絶対に体験してほしいのが貸切露天風呂。
3つの貸切露天風呂「竹林の湯」「奥の湯」「洞窟露天風呂」があり、
竹の湯と奥の湯は繋がっています。

大露天風呂を貸切できるのでかなりの解放感があります。
そして忘れられないのが
「特定のお部屋に泊まった人だけが利用できる特別な貸切露天風呂”竹城の間”」です。
「竹城の間」は竹林に囲まれた”隠れ家”。
扉を開けた瞬間に広がるのは、ラグジュアリーな空間。



旅館の貸切風呂のイメージを遥かに超えたプールのような大露天風呂。
美しくのびた竹林を見上げた先の空は高く吸い込まれそうな感覚になり、不思議な没入感があります。
お部屋のお風呂でのんびり過ごすのも贅沢ですが、この特別なお風呂に浸かり、露天風呂のサイドにある畳のデッキでぼーっと過ごす時間はまさに至福でした。


テーブルいっぱいの美食と、竹林の中で過ごす豊かなカフェ&足湯時間
空間と同じくらい深く心に残っているのが、おもてなしの細やかさと食事の満足感です。
夕食はもちろんのこと、翌朝の朝食も思わず目を見張るほどの品数と豪華さ。
テーブルいっぱいに並べられた熊本の旬の味覚は本当に美味しく、普段なら控えめにするはずのおひつのご飯まで、夫婦で残さず綺麗に食べ尽くしてしまったほどでした。
あれだけの量をしっかり堪能したのに、不思議なほど重たく残らず、体が内側から心地よく満たされていく感覚がありました。
また、竹ふえには昼はカフェ、夜はバーとして竹林に溶け込むように佇む「竹園(たけぞの)」というラウンジスペースもあります。


そして翌朝、特に心に残ったのが「石臼でゆっくり豆を挽いて淹れるコーヒー」でした。

あえて石臼をゆっくり回して豆を挽き、丁寧に淹れた珈琲を持って足湯へ。
立ちのぼる香ばしい香りとじんわり温かいお湯に包まれ、澄んだ朝の空気を吸い込む時間は、何かに追われることのない贅沢すぎる一日の始まりでした。
ボタンひとつで済む便利さではなく、あえて手間をかけて「時間の流れそのものを味わう豊かさ」を体験させてくれる。
こうした細部にまで息づくもてなしの心や、つかず離れず絶妙な距離感で寄り添ってくれるスタッフの方々の心配りがあったからこそ、滞在中ずっと心地よい安心感に包まれていたのだと感じます。
大切な人と過ごす「記憶に残る時間」という選択肢
1泊数十万円クラスの宿に身を置くという選択は、決して日常的なものではありません。
旅の予算を行動費や美味しい食事に充てて、アクティブに楽しむ旅も本当に素晴らしい過ごし方です。
ただ、もしあなたが、
- 「大切なパートナーと、誰にも邪魔されない特別な時間を過ごしたい」
- 「人生の節目や記念日に、記憶に残る最高のご褒美を贈りたい」
- 「上質な空間とおもてなしに身を委ねて、心と体を贅沢に満たしたい」
そんなタイミングを迎えたときには、こうした「空間・ロケーション・おもてなしのすべてが一流に整った宿」に身を置いてみるのも、価値ある選択肢の一つだと感じます。
美しく整えられた空間で過ごした時間は、日常に戻った後も確かな活力と心地よい余韻として自分の中に残り続けてくれます。
特別なひとときを過ごすためのひとつのヒントとして、心に留めていただけたら嬉しいです。
今回ご紹介した「竹ふえ」の詳しい空室状況やプラン詳細は、こちらから確認できます。
特別な記念日やご褒美旅の候補としてチェックしてみてくださいね。
YUKIE
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